院長(=経営者)としてこうあるべきだ

これは、歯科経営者に限らず、
各分野、各業界の社長・店舗経営者・起業家など・・
経営者の全員が持つ感覚です。

これが、企業や会社・お店、
医院クリニックのアイデンティティーとなっていくわけですから、とても大切な感情・感覚です。

しかし、
これが逆に作用すると、
売上規模の拡大・成長の妨げ(メンタルブロック)になることもあります。

院長先生だけの問題なら、自分のことですからそれでも良いかもしれません。
でも、スタッフにも大きな影響があることなんです。

スタッフがキッカケを掴み、
やる気を出して殻を破ろうとしている時
次のステージに登ろうと頑張っている時の阻害要因になったりします。

例えば、月例のミーティングで、
院長先生が

「何か君たちで考えて、患者さんが喜ぶ(増患に繋がる)イベント企画をやってみたらどうだろう!」

と提案したとします。

そして先生のGOサインが出たイベント企画や広告・集客プランで集まった患者さんに対して、

「うちの医院の患者層と違ってたよな」

とスタッフミーティング時に全員の前で言ってしまう。

そんなことを言われて、そのスタッフ本人はさらにやる気を出すことが出来るでしょうか?!

モチベーションを上げることが出来るでしょうか?

今(厳密ではないですが、ゆとり教育世代)若い子たちの多くは、部活や学校での厳しい上下関係を知りません。
先生に怒られて廊下に立たされたり、
宿題忘れて、出席簿のカドで頭を叩かれたりしたことはないんです。
(あったとしたら問題ですよね)

そんな世代のスタッフたちに必要なのは、
何をすれば良いのかを明確に示してあげることと、
それを実行できた場合には、結果に関わらず「褒めてあげる」こと。

評価してあげることが不可欠です。

その上で、修正した方がいい部分があれば、伝えてあげればいいんです。
怒っても伝わりませんし、モチベーションをあげるなんてことはありません。

医院のためにもっと頑張っていこうなんて気持ちは起こらないんです。

そういう気持ちを芽生えさせるためには、
経営者である院長先生、
つまり、リーダーが変わる必要があります。

リーダー自身が変わることが、組織を変えるいちばんのポイントです。

ぜひ、もっと先生の医院のスタッフ褒めてあげて下さい。

それだけで、医院の空気が明るくなり、患者さんが不思議と集まり始めますよ!

『人があつまる空間』とはそういうものです。

嘘だと思ったら、試してみてください。

ではまた。


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運営者「歯科医のための年収UP講座」主宰

投稿者プロフィール

「セカンドオピニオン推進委員会」代表。

15年以上に渡り、1000名以上の歯科医に「増患・自費率アップ」など、Webを中心とした歯科医院のマーケティングノウハウを指導してきた実績をもつ。

現在は、経験を生かした発展型歯科コミュニティー「歯科医のための年収UP講座」主宰を通じて、専門分野であるマーケティングの枠にとどまらず、歯科食育士検定事業・食育(予防歯科医療)・スタッフ教育(接遇)・医療法人化・資金の最適化・資金調達・税務・保険・投資・事業承継・相続など、歯科医院経営にまつわる問題に関する講座やセミナーを企画・プロデュースし開催している。

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