まだまだ潜在的に見込患者は、たくさん居ると感じた出来事

歯科受診率の伸び代

先日、大学時代の友人と同期会をやりました。
名目はちょっと(かなりですけど)、遅めの新年会。

男女7人(何か聞いたことあるフレーズ?!)集まりました。
年に1、2回は何かしらでやっているので、20年以上経っても気がねなく話せる大切な仲間です。

まあ、みんなが毎回参加できるわけではないので、何年かぶりにあう面子もいますけど、ブランクは全く感じません。苦しい状況を力を合わせて乗り越えた仲間、濃い時間を過ごした仲間だからだと思います。

それはさておき、本題です・・

潜在的見込み患者さんは、まだまだ開拓の余地アリって話です

集まったメンバーのうち、3人が女性。

そのうちの一人が
「何か最近歯が痛いかも?」

って言い出しました。
歯が痛いキャリアウーマン

すると、もう一人も
「私も気になる歯がある」

というのです。
皆、男性と同様かそれ以上のパワーでバリバリ働いています。

そのせいか、しばらく歯医者に行ってない(行く時間がない)ようなのです。

で、つい「3ヶ月に1回はクリーニングだけでも行くようにした方がいいよ・・・」と私。

「でも、どこに行ったらいいかも分からへんし・・」と彼女。

「それやったらクリーニングは、その歯医者が良いか悪いか、合うか合わへんか見極める絶好のチャンスやんかー」と私。

「そうなんやけど・・・」

「まぁ、自覚があるってことは相当進行してる可能性が高いし、他にも色々悪いところ見つかるやろうけどな」

こんな感じのやり取りになって、

「それなら大阪で通えそうな歯医者さんを紹介してよ!」

ってことに落ちつきました。

大学も出て、キャリアもあり、収入も男性と変わらないかもしかしたらそれ以上あるような女性が「こんなレベル」です。
逆にずっと働いているので、歯科分野に限らず、健康とか美容とかそういう情報に疎いのかもしれません。

さらにもう一人に、
「フロスとか使ってるか〜」
というと、
「フロス使うと、歯ぐきに突き刺さるねん・・」
???
デンタルフロス

「水平に動かしながら入れてないやろー?」

こんな調子なんです。
当たり前のことをもっと伝えていく努力をしていかなければと思いました。

歯科メンテナンス知識は正直幼稚園レベルの彼女たち。
でも元来アタマは良いですから、
知識を得る機会や実際の体験があれば、
歯科のQOLはすぐにあがる層であることは間違いないわけです。
彼女たちと同じような人はまだまだ多く居ると感じた瞬間でした。

ということは、また違った層の中にも歯科未体験ゾーンや歯科ブランク10年以上の人たちが存在するはず?!

結構、身近な集まりをやっただけで、そんな状態の人が複数居たわけですから、間違いないでしょう。

それに加えて、いくら少子化と言っても地域によっては、こどもたちはたくさんいます。
もっと歯科を身近に利用してもらえるような工夫を、
歯科全体で取り組んでいけば、
私たちが目指す「定期受診率2倍」も以外に早く手が届きそうな気がしませんか?!

あるときは同業者はライバルに違いないですけど、
またある時は(今日はこんなフレーズ多いですけど)同志なはず。

全国や地域の歯科医院全体で、力を集中させて行けたら面白くなりそうじゃないですか?!
個人的な体験談からの想定ではありますけど、ほぼほぼ現実的な状況を表していると感じる出来事でした。

こういうことが良いきっかけやヒントになるものだと思います。

まだまだ、歯科には伸びしろありますよ!

アイデア出し合って取り組みましょう!

日本人がもっと健康で長生きできる世の中に!

医療費を削減して保険医療制度崩壊を食い止めること!

これらを今後は歯科主導で行う時代すべきです。
そんな未来をつくりたい先生と一緒に取り組めたら嬉しいなあ・・そう思っています。

そして、きっと実現できるとも思っています。

アイデアがある先生、お待ちしていますね!!

それでは、また。


 

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投稿者プロフィール

「セカンドオピニオン推進委員会」代表。

15年以上に渡り、1000名以上の歯科医に「増患・自費率アップ」など、Webを中心とした歯科医院のマーケティングノウハウを指導してきた実績をもつ。

現在は、経験を生かした発展型歯科コミュニティー「歯科医のための年収UP講座」主宰を通じて、専門分野であるマーケティングの枠にとどまらず、歯科食育士検定事業・食育(予防歯科医療)・スタッフ教育(接遇)・医療法人化・資金の最適化・資金調達・税務・保険・投資・事業承継・相続など、歯科医院経営にまつわる問題に関する講座やセミナーを企画・プロデュースし開催している。

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