春節、中国人観光客「爆買い」健在なのか?購買傾向の変化から読み取るマーケティング戦略

春節の爆買いの変化

製品・商品の爆買いから体験型へシフト

これが中国人観光客の最近の傾向らしい。

これは、中国人観光客に限ったことではない。

日本国内でも供給過多傾向になっている「大型ショッピングモール」
過熱気味の集客合戦に取り入れられているキーワードも「体験」です。

例えば

昨年オープンした「エキスポシティ」

大阪府吹田市、あの岡本太郎さんの太陽の塔で有名な万博記念公園、遊園地エキスポランド跡地につくられた「大型複合施設」です。
太陽の塔

大型ショッピングモール「ららぽーとエキスポシティ」が中核なのですが、隣接して様々な『体験型アミューズメント施設』を配置しています。
このエキスポシティに2016年1月29日に新たに追加オープンしたのが、
『Orbi』(オービィ大阪)です。
http://www.expocity-mf.com/entertainment/orbi.html

 

コンセプトは「都会の真っ只中に大自然が広がる」

2013年に「Orbi横浜」がオープンしているので、

首都圏の方は体験済みかもしれませんね〜(やはり何でも関東からですね~)

BBC EARTHの映像をベースに3Dマッピングや幅40mのスクリーンに映し出される大自然。

家族や友達と大自然の中にいるかのような記念写真が撮影出来たり・・・

BBC EARTHの素晴らしい映像資産ととSEGAのエンターテイメント技術のコラボによって生み出される「体験型アミューズメントパーク」です。

日本では、もはや絶対に必要なものはほとんどの人が持っている状態。

普通に働いていれば、家にテレビも冷蔵庫も洗濯機もエアコンも・・・・

大抵のものは揃っています。
買う必要があるとすれば、
壊れた時か、
ブラウン管テレビから液晶テレビに変遷したように大きく技術が進化した時か、
進学、就職、結婚など、人生の大きな転機を迎えた時くらいです。

しかも、深刻な少子高齢化。

どんどん結婚して出産を迎えるという状況もないのです。

 

製品(もの)は十分にある

だから、家電製品のようなものでも、
服を買うのでも、
買っているのは、ものではなく「体験」やそれを使うこと着ることによって「得られる未来」と言えます。

 

中国人観光客にも同じ状況に入り始めた

一時のような何でもかんでも「日本製品」を買って帰ればいいという時期は過ぎ去ろうとしていると思います。
株の暴落や景気の減退などで、イケイケの状態は収束を迎えたと言えるでしょう。

中国人観光客

もし、イケイケの状態が続いたとしても、2回、3回と日本に来て爆買いをしていれば、そのうち欲しいものはなくなってきます。かつての日本人が経験してきた過程を一気に駆け抜けるイメージでなんだと思います。

もので満足しなくなった人たちは、次第にそこでしか味わえない「体験」や「経験」など、感情を重視するようになるのです。

日本の「大型ショッピングモール」や「アウトレットパーク」も10年前は物珍しく、1日では見て回れないほどの広さと店舗数に驚き、喜び、アウトレットでしか手にはいらないものがあるからとTVや雑誌に取り上げられ、話題になるので何回かは行くことになります。

でも、2,3回行くと特に欲しいものも、必要なものもないと気づきます。
皆さんもそう感じませんでしたか?

アウトレットパークは、ちょっと郊外にあることが多いですよね〜
結構都心からは遠い・・時間も交通費も掛かる。
その割には大したものはないし、これって安いのか?って言われたら微妙な感じ。

1回行ったらもういいかな・・

そう思ってしまいますよね。

ららぽーと

「大型ショッピングモール」にしても、「イオンモール」か「ららぽーと」・・・同じ会社のモールは、新しく違う地域に出来たとしても出店店舗は全国同じようなものばかり。数店舗あるだけのの「関西初出店」などを大きくアピールしなければならないほどです。

広すぎて、お目当てのお店にたどり着くだけでも一苦労。
近所の今となってはこじんまりとした大型スーパーぐらいがちょうどいい。そんな人も多いのではないでしょうか?

そんな飽和状態になってしまった今、
各社しのぎを削って、アピールすることになったのが「体験型」といいキーワード。

先程のオービィ大阪のように、
オービィがあるから吹田まで行こうかということになる。

結果的にららぽーとで食事をして、買い物をしてもらう・・

そんな流れを生み出そうとしているのです。

ちなみに、エキスポシティには、「海遊館」(大阪の水族館)がプロデュースした『NIFREL(ニフレル)』という施設もあります。

こちらのコンセプトは「感性にふれる」

水族館、動物園、美術館のジャンルを超えて、まるでアートを楽しむように、生きものや自然の魅力を直感的に感じる施設です。
海遊館のアザラシ

http://www.expocity-mf.com/entertainment/nifrel.html

このようなハイコストな設備を持つ施設をどんどんつくって、
果たして集客・動員がどこまで伸ばせるのか?
採算ベースに乗っていくのか?

今後の動向に注目したい「マーケティングウェーブ」ですね!

いずれにしても、コンセプトや「そこだけの世界観」(●●ワールドってやつです)、「空間」(場)という概念が重視されることは間違いないでしょう。

人が旅に出たくなるものそういう見たことが無いものをみたり、違う環境、世界に触れたい、体感したいという欲求ですよね~

旅行に行くことは出来ないけど、ちょっとした非日常や体験をしたい!

そんなニーズをどこまで取り込めるか?
注目しましょう!

歯科医院の待合室もひとつの空間!

ちょっとした演出と季節ごとの変化があるだけでも、患者さんの心に残ると思います。

このサイトや講座でも、そのための「ちょっとしたアイデア」を提案していきたいと思っています。
歯科医院のカクレクマノミ

テーマは、「体験」と「得られる未来」ですね!

 

それでは、また。


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運営者

運営者「歯科医のための年収UP講座」主宰

投稿者プロフィール

「セカンドオピニオン推進委員会」代表。

15年以上に渡り、1000名以上の歯科医に「増患・自費率アップ」など、Webを中心とした歯科医院のマーケティングノウハウを指導してきた実績をもつ。

現在は、経験を生かした発展型歯科コミュニティー「歯科医のための年収UP講座」主宰を通じて、専門分野であるマーケティングの枠にとどまらず、歯科食育士検定事業・食育(予防歯科医療)・スタッフ教育(接遇)・医療法人化・資金の最適化・資金調達・税務・保険・投資・事業承継・相続など、歯科医院経営にまつわる問題に関する講座やセミナーを企画・プロデュースし開催している。

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