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ミニマリストからビジネスや「歯科経営戦略」を学ぶ
- 2016/1/20
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ミニマリストを知ってますか?
ものを究極まで減らしミニマムなモノしか持たない人たちを『ミニマリスト』と言います。偉そうに言いましたが、ミニマリストを知ったのは昨年の夏頃だったと思います。
現代人、特に私達のような経済先進国に住む者は、多くのモノを所有しています。でも、実際に使っているものは持っているモノのうち何%位あるでしょう?
ここ数年、「かたづけ」「断捨離」が人生を変える、幸せを呼び込むとブームになりましたね。それらの専門家もこの1年、一回も使わなかったモノはもう二度と使わないモノ、つまり要らないもの、捨てていいものだと言っていた記憶があります。
ミニマリストと呼ばれる人たちは、そんな「断捨離」を究極まで追求した(いまもし続けている)人たちということになります。
僕が知っているミニマリストを紹介しようと思います。(あ、一方的にブログや雑誌記事を読んで知っているだけですが・・)
クリエイティブディレクターの沼畑直樹さんと編集者の佐々木典士さんです。
おふたりが運営しているブログを紹介しておきますね。(本も出されているようですので、読んだら紹介しますね)
↓
★ミニマル&イズム less is future
以下、ブログのabout usページから引用させて頂きました。
「ミニマリズム宣言」
物をなるべく持たず暮らすことは、楽しい。
物のない空間は、清々しい。
質素でミニマルな生き方は、物質文明を謳歌した現代人が目指す未来の生き方だ。
沼畑直樹(Numahata Naoki)
はじめは、モノを極力少なくするミニマリズムからはじまった。
今はすべてがあまりに複雑すぎるから、モノについてだけじゃなく、ミニマリズムは拡散していく。
ミニマリズムについて考えることは、幸せをもう一度考えてみることだ。 おおげさに聞こえるかもしれない。
だけどぼくは、本気でそう思っている。
佐々木典士(Sasaki Fumio)
モノがあふれる日本の社会。
物欲と必要以上のモノにまみれた日常生活。
ふと疑問を持つことありませんか?
「こんなにモノが必要だろうか」
このおふたりのブログを読んでいると、必要なモノだけ残して、それ以外のすべてを断舎離したら色々なことから開放されるような気がしてきます。
で、ふと思ったのです。
ビジネスも同じではないか?!
本当に自分の信念や方向性に合ったサービスや商品だけ扱い、提供していくことが出来ればもっとそこに力が集中して成果があがるのではないか?
(選択と集中ってやつです)
同じことが『歯科経営』にも言えるのではないか?!
最新治療を追い求め、あれもこれもと最新機器を導入して、多くの分野をカバーし続けていく現在の歯科医院経営のスタイル。全員が同じ方向を向いて、ほぼ同じ時期に同じ最新治療方法と医療機器が導入されていく。
もちろん、最新治療方法がスピーディーに日本中に広く普及することは私たちにとっても有難いことです。東京に行かなければ受けられないという治療は、もうほとんどなくなったと思います。日本って素晴らしい!
でも、ひとつの歯科経営スタイルとしてミニマリストの考え方と同様に「必要最小限」を追究して、独自の歯科治療スタイルを持つ歯医者さんがもっと現れても良いのではないかと思うんです。
過去十数年は、「これからは、インプラントだ」
と、こぞってインプラントを学び、導入し、セールスして、歯科経営のトレンドとなり支えてきたのは事実。
いまなら、(僕も推奨しているが)「予防型」歯科医院ということになるでしょう。
「ミニマル&イズム」が、歯科医院経営、そしてビジネスを再構築する上で参考になる思考であり、新たな生き方であると言えます。
「ミニマル歯科医院」どうでしょう?!
2店舗目のコンセプトにもイイと思いますよ。
それでは、また。