バレンタインデーは男性に想いを伝える日ではなくなったらしい
ここ数年、「友チョコ」が女子高生や若い女性の間で一般化している状況になっていました。明治製菓やロッテなどの大手製菓企業CMも若い女性と同世代の人気タレントを複数起用したCMを流すようになりました。
そして、去年あたりから言われはじめている新たなウェーブ、新潮流と言えば・・
女性は、
「自分チョコ」に最もお金を掛ける!!
ということ。
国内外の一流のパティシエやショコラティエの高級チョコレートを
「自分へのご褒美」に惜しげもなく買っていくのです。
本命の男性でもなく、友達でもなく、自分用にです。
義理チョコって言葉や文化もどこかへ行ってしまったような感じもします。
推測ですが、
周囲との人間関係、「つながり」がそれだけ希薄になっているのではないかということ。
(というより関わりたくないというのが本音かな?)
恋愛関係やその手前の段階であれば、良いきっかけになるイベントですし、親しい友達がいれば友情を深める機会になることは間違いないはずです。
義理チョコは、職場やそんなに親しくないけどお世話になっている人に感謝の気持ちをライトに表せる行事であったはず。
いずれにしても、それらの人間関係に掛けていたお金を自分に欠ける傾向に少し心配な気がしました。
きっと、予算はそんなに変動がないと思うので、予算配分が自分という内向きのベクトルに変わったということです。
「自分に多くのお金を掛ける」傾向は歯科にとってプラスなのか?
自分に多くお金を掛けるなら、歯にもお金を掛ける人が増えるかもしれませんね。
でも、人間関係や恋愛に後ろ向きな人。興味がない人が増えたらどうなるでしょうか?
結婚する人が減り、益々人口が減少します。
人口はイコール国力です
人口が半分になれば、経済がだめになり、国が崩壊し始めるでしょう。
結果的にすべてのビジネス、産業にとってマイナスになると思います。
バレンタインの行動変容で、そこまで大げさに考えなくても・・・
確かにそうかもしれません。
そうだとしても、「内向きのベクトル」自体が問題だと思うのです。
自分チョコは確かにお金は使っていますので、お金を使うという観点からはエネルギーの循環をしていることにはなります。
でも、以前のように買ったものを恋人や家族や友達に贈る、プレゼントするという行為が伴いません。
気持ちというエネルギーの循環を伴いません。
プレゼントをもらうということは、嬉しいものです。
そしてもらった人は、何かお返しやお礼をしようと考えます。
それが物かどうかは分かりませんが、何かしら自分のパワーを消費して気持ちを形にして伝えます。
こどもならお母さん、お父さんの肩もみをしてあげるとか、娘からチョコをもらって喜んだお父さんがディズニーランドに連れて行ってあげるとか・・
そんなお金と感謝や喜びのエネルギーが回って行きます。
そうすると人々の幸せ感が増幅されて、またお金を使おうとするので経済がより活発になり、好循環が生み出されるのです。
経済発展していた時の日本や今まさに高度成長期にある東南アジアの人たちがそういう状況だと思います。
働けばお金が稼げて、銀行に預けていれば金利がつき、株はどんどん上がっていく、土地を買い、家を建てて住んでいるだけで価値が上がり資産になっていく。
自然に笑顔になりますよね。
そして、またお金を使います。
だから、内向き・内向的なベクトルを何とか「外向き」に戻せないかなあ・・
そう思ったわけです。
皆さんは、どう思われますか?
ご意見頂けたら嬉しいです。
それでは、また。
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