処暑(しょしょ)からの15日間【マンネリ歯科に変化をもたらす七十二候(しちじゅうにこう)14】

処暑

二十四節気の14番目「処暑」(しょしょ)

2016年の「処暑」は、8月23日

オリンピック終わってしまいましたね。
日本選手のパフォーマンスがとても良かったと感じました。次はいよいよ「東京2020」ですね。私の周囲の50代〜60代のおばさま達が、「絶対東京オリンピック観に行きたい!って思ったわー。今からホテル押さえとかなあかんくらいやなー!」と超パワフルでした。このおばさま達のパワーと購買力をいかに引き出していけるのか?!そこが歯科医院経営にとってもキーポイントであることは間違いなさそうです。

 

キレイな歯で「東京オリンピック2020を観よう!」

先程のおばさまたちも4年後を楽しみにして気分が盛り上がっていましたよね。
オリンピックはお祭り。開催後は、いったん気分も景気も一旦は盛り下がるでしょうから、今のうちにGETできるものはゲットしてしまいましょう!景気は文字通り気分による要素が結構な割合を占めます。まわりやニュースで「景気は上向き!先行きは明るいよ」と聞けば、人はウキウキ・・財布の紐も緩みます。皆さんお金をつかう理由を探しているものです。「東京オリンピック」って一生に一度のことなんやから!って考えたら、きっと使いたくなります。別に東京まで観戦に行かない人も「東京オリンピックなんやから・・・」という気分になるのです。

これは絶好のタイミング。
いまこそ、ちょっとした企画やキャッチコピー・キャッチフレーズを考えて、手書きでもPCでも良いので紙に「キレイな歯でオリンピックを観る幸せ」についてイメージできるようなものを書いて渡してみて下さい。紙媒体を有効に活用しましょう。渡し続けると有効な口コミ・紹介ツールになりますよ。

 

歯の治療や口腔環境はスタジアムやインフラ整備と同じ

オリンピックスタジアム建設

いまから計画的に整えていかないと間に合いませんよ!

突貫工事になったら嫌でしょ!?

って感じですね。

とにかく、ちょっとした労力を惜しまないこと

何でもコミュニケーションに利用していきましょう!
コツは毎回何か「紙」や「もの」を手渡すこと。
ここで何より大切なことは、成果を急がないこと。患者さんの印象に残るようにしていくことが目的であって、契約を取ることはその先にある結果にすぎないのです。(ここポイントです)

この「二十四節気ネタ」でもオリンピックでも高校野球でも何でも良いので、先生やスタッフが気になったことを時事ネタとして患者さんに伝える活動をして欲しいと思います。歯科から広がる健康でアクティブな人生をイメージして楽しく活動していくと患者さんと距離もグッと縮まります。患者さんの日常と先生の歯科医院を絡めて、患者さんを巻き込んでいく感じです。

 

それでは今回もいってみましょう・・二十四節気シリーズ、第14回目!

「処暑」

 

【初候】わたのはなしべひらく(綿柎開

綿花

綿を包む「がく」の部分が開いて、中のわたが顔を出す様子。
新暦では、まだまだ残暑厳しい時期ですが、夏の高校野球も終わると、空は秋空の様相を見せるようになります。夕方になると風が涼しくなり、陽が短くなったのも実感できるので何とはなしに寂しさを感じ始めるものです。

あんなにうんざりした夏のギラギラした暑さがなくなるのを寂しく感じるのが不思議です。

 

【次候】てんちはじめてさむし(天地始粛)

天気予報に秋雨前線の話題がのぼったり、台風がやってきたり、夏と秋のせめぎ合いが巻き起こります。
秋の夕暮れは寂しげですね。秋は近年、もっとも希薄な印象になっている季節に感じます。夏と冬の緩衝材的な時間帯でとても大切な季節で、食や紅葉など観光・行楽にも良い季節ですので、今年はしっかりとした秋が訪れることを期待しましょう。

秋の夕暮れ

【末候】こくものすなわちみのる(禾乃登)

 実りの秋

実りの秋。
稲穂が黄金の輝きを放ちます。
すなわち「食欲の秋」です。夏バテも解消され、食べ物が美味しい季節になります。患者さんへの食事指導(食育)の活動もやりがいが出ますね!

ぐんぐん食欲は増していきますが、楽しみながら健康になれるような「歯科医院ならではの食の知識」を伝えてあげてください。

何も特別なことでなくてもOKです。あたりまえのことでも歯科医の先生の視点から伝えてあげることで新鮮な情報になるのです。

患者さんと一緒に秋を楽しみましょう!

あ、余談ですが、この時期はスズメバチの危険が増しますのでくれぐれもご注意下さい! ←こんなことでも情報です。ちょっと「気をつけよう!」って今思いませんでしたか?

簡単なことや自分や家族にとってのリスクになるようなことほど「人の心」に残るものです。

スズメバチ

それでは、また。


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運営者「歯科医のための年収UP講座」主宰

投稿者プロフィール

「セカンドオピニオン推進委員会」代表。

15年以上に渡り、1000名以上の歯科医に「増患・自費率アップ」など、Webを中心とした歯科医院のマーケティングノウハウを指導してきた実績をもつ。

現在は、経験を生かした発展型歯科コミュニティー「歯科医のための年収UP講座」主宰を通じて、専門分野であるマーケティングの枠にとどまらず、歯科食育士検定事業・食育(予防歯科医療)・スタッフ教育(接遇)・医療法人化・資金の最適化・資金調達・税務・保険・投資・事業承継・相続など、歯科医院経営にまつわる問題に関する講座やセミナーを企画・プロデュースし開催している。

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