二十四節気の11番目「小暑」(しょうしょ)
2023年の「小暑」は、7月7日、七夕の日!
世界的に暑い日が続いているとニュース番組で報道されています。
山火事など自然火災や魚の大量死、農作物が枯れてしまうなど影響が出ているそうです。
この世界的な高温現象について地球温暖化の影響がどれほどなのか?
私には分かりませんが、一部の国や地域で干ばつ・洪水・農作物被害が起こることは昔からありました。
ただ、世界的にとなると助け合うことすら難しくなることは想像に難くありません。
スペインでは高温の影響でオリーブの収穫量が減ってしまい、オリーブオイルが不足し価格高騰しているとのこと。
日本でもおそらく価格に添加されるでしょうからインフレに追い打ちをかける結果になりそうです。
さて、二十四節気の話に戻ります。
本来ですと、
ここからの2週間が「梅雨」の終わりを告げる頃。
暑中見舞いを出す時期(〜8月6日ごろ)でもあります。
世界的な気候変動について先述しましたが、
近年の傾向の通り、今年も不安定な天候が続く日本列島。
各地で経験したことがないレベルの大雨や暑さに見舞われていると連日報道されています。
梅雨の最後は線状降水帯が発生しやすく、大雨になりやすいとのことでので、十分な注意が必要です。
そして、さらに暑い夏本番はもう間近。
今年も完全にはマスク着用から解放されるわけではなさそうです。
熱中症リスクが倍増しています。
水分や塩分補給や休息など、十分注意して夏本番の暑さに負けないように準備をする必要がありそうです。
大変な事態ですが、
二十四節気シリーズ、第11回目いってみましょう!
「小暑」
【初候】あつかぜ いたる(温風至)
風が熱気を運んでくる様子をあらわす
熱風とも言えるあの夏風、思い出したくないですね。
でも、そんな季節の到来を告げる時節の到来です。
【次候】はす はじめてひらく(蓮始開)
夜明けにゆっくりと蕾をほどくという蓮の花。
とても幻想的なこの花、わずか4日程で散ってしまうのです。
美しきものは、はかなきもの。
だからこそ、人の心を惹きつけるのでしょう。
【末候】たか すなわち わざをならう(鷹乃学習)
初夏に生まれた鷹のヒナが巣立ちの時期を迎えるころ。
飛び方はもちろんのこと、獲物の狩り方も学ぶ時期であることを表しています。
歯科医院の場合でも、新人衛生士さんが仕事や職場環境にも慣れて、それぞれのポジションをつかむ頃ではないでしょうか。
もしくは、辞めてしまうスタッフが出ている時期でもあるかもしれません。
そういう意味では、踏ん張りどころ。
仕事の厳しさに暑さが加わり、音を上げるスタッフが出ないようにケアをしてあげたい時期でもあります。
少し、医院全体を見渡してみて一声掛けてみると良いと思います。
それでは、また。
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