二十四節気の7番目「立夏」(りっか)
2023年の「立夏」は、5月6日
「夏も近づく八十八夜」も過ぎると、季節は「端午の節句」となります。
都会や住宅街ではベランダなどに小さなこいのぼりが見られますが、田舎ではいまでも大きな竹やポールに雄大なこいのぼりが泳いでいるのを目にすることが出来ます。
自分や我が子が小さかった頃を思い出し、少しノスタルジックな気分にもなり、しかも嬉しくもあるこの時期の風物詩です。
行動制限のないGWいかがお過ごしですか?!
5/8(月)からは新型コロナも「5類移行」になりますね。
現実的にウィルスがなくなったわけではないのは事実ですし、賛否はあると思いますが以前のような生活に戻っていくことは嬉しいことです。
歯科としては「口腔環境」を清潔に保つことが注目され、メンテナンスの重要性が認識されました。
これを継続的にするための啓蒙活動や予防歯科の重要性を食や運動、身体の全身管理と連動させて健康医療の中心的役割を担ってい機体ですね。
二十四節気シリーズ、第7回目です。
今回は、くどい前置きは省いて・・
早速?!
本題の
「立夏」いってみましょう?!
【初候】かわず はじめてなく(蛙始鳴)
このシリーズ記事でも七十二候によく登場している「カエル(蛙)」
日本だけでなく、豊穣、多産などの象徴的な存在として、概ね「幸運」を意味することが多いようですね。
確かウィーンの有名な高級陶磁器?ブランドの「ヘレンド」の置物にもカエルがあります。
カエルの王様の置物や、小皿の縁にカエルがのっているものなどいろいろあるのですが、水辺を想像させたり、王国や多産という発展をイメージさせるものが多いと思います。
すごく小さな置物ですが、存在感は抜群です(お値段も存在感あり!)
農耕民族であり、水耕栽培の稲作(お米)を中核としてきた日本人にとって、水と密接な関係にある蛙は稲作の季節感をイメージする存在なのだと思います。
夏も本格的になると、夕方から夜にかけて田んぼから聞こえてくるカエルの鳴き声を聞きながら涼むものです。
そんな夏の始まりを告げる「立夏」のシンボルとして、蛙は欠かせない存在だと改めて思うのです。
【次候】みみず いずる(蚯蚓出)
ミミズは、豊かな土壌の象徴です。
ミミズがいる土地や畑は、農業やガーデニングに適していると言われます。
このミミズ、他の生き物よりも姿を現すのが少し遅いとされていて、この立夏の時期の七十二候に登場するのです。
ミミズが姿を表したということは、すべての虫や生き物が活発な活動をしていることを窺い知ることができるのです。
何事も土台が大切。
すべての礎(いしずえ)となる土地。
肥沃でしっかりとした地盤があってこそ発展するのだと思います。
これは、ビジネスも歯科医院経営も同じ。
まずは現在の地盤を固め、新たな土壌(マーケット)を準備しつつ、新たな作物(新規治療導入や新患獲得)を植え、収穫するサイクルを整えることが大切です。
経営やマーケティングの基本とも言えます。
経営は農業と似ていると感じるのもこういう共通点があるからだと再認識させられます。
【末候】たけのこ しょうず(竹笋生)
京都市近郊では、長岡京、向日市、京都市西京区の大枝(おおえ)がタケノコの産地として有名です。
柔らかく、良質なタケノコは写真のように地表に姿を現したものではありません。
まだ地中にあるうちに、名人と言われるひとが掘り当てるものだと言います。
先日京都の嵐山に住む年配の方と話していたら、今でも長岡京や向日市などにタケノコを買いに行って、自宅で炊いて知人や友人、息子さんなど離れた家族に送っているそうです。
初夏を感じる風物詩なのだと改めて感じる出来事でした。
是非とも
そんな季節感を患者さんに感じてもらえるような医院空間にして下さい。
タケノコを炊いたん(たけのこをたいたものということ)は用意できなくても、小さな紙にそういう季節情報やタケノコの食べ物のこと、その食べ物が手に入ったり、食べられる近所のお店や場所を書いたものを手渡してあげるだけでも歯医者の印象は変わってきます。
地域との交流や協力関係の構築にも繋がる小さな一歩でもあります。
そういう小さなことの積み重ねが、長いスパンで見た時に「口コミ増加」や「リコール率(リピーター)増加」にもつながっていくものです。
自分のクリニックスタッフだけでは、待合室の空間づくり、雰囲づくりをどうしていいかわからないということも多いと思います。
そんなお悩みがあるのなら、先生の環境や事情にぴったりの方法、そして出来るだけ手軽な方法をご提案してお手伝いしますので、お気軽にメッセージください。
歯医者という存在をもっと日本人にとって身近なものにして、歯科全体で一丸となって『受診率倍増』をめざしましょう!
自分の医院だけ勝てばいい、繁盛すればいいという考えでは先細りになってしまうものです。
歯科を身近に感じてもらえるようにするために、もっと楽しく、居心地良い医院空間=「場」の創造に取り組むことが重要です。
もう歯医者は怖い場所、嫌な場所ではないと皆さんに教えてあげたいですよね!!!
その方法を皆で考えていきましょう!
それでは、また。
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