キッズ予防歯科医院をはじめました~
「予防型」歯科へのシフトが急速に進む中、
増床や併設、新設での「こども予防歯科」を開業される先生が増えてきました。
むし歯や歯周病を予防するには、
0歳から口腔環境を整えていくことが大切!!
本当にそうですよね・・・
私は、
お孫さんが出来る位の方や
まだお孫さんが小さい方と良くお話をする機会があるのですが、
(簡単に言うとおばあちゃんになる人ってことです)
そのとき感じるのは、
最近の若いお母さんたちに「こどもの口腔ケア」の知識が浸透してきているということ。
なぜなら、
お嫁さんに、
「口移しで食べさせるのだけは絶対にやめて下さいねと言われてるのよ・・」
という会話をよく耳にするようになったからです。
(10年前にはなかった会話だと思います)
特に大人からの口移しによって、
ミュータンス菌が感染することは、かなり一般的に知られていると思います。
そうなると、
歯科医院としての経営戦略・マーケティング路線として、
こどもの予防歯科に力を入れていくことで活路を見出そうとする展開になることは必然です。
0歳からの口腔ケア、
もっと言うならば、
お腹にいるときからの「歯科教育」、マタニティー歯科のような取り組みも重要になってくるでしょう!
マーケターとして、
コンサルタントとしての立場から見ても、
やはり、キッズの予防歯科は狙い目だと思います。
ただ、ひとつ考えて欲しいことがあるのです。
「先生は子供が好きですか?」
もし、あまり子供が好きでないなら、
もし、少しでも子供が苦手だと思う部分があるなら、
キッズには手を出さないで下さい。
大人の分野でも
まだまだ裾野を広げ、経営的にプラスになることはいくらでも見つかります。
子どもたちのために、
歯科医としての人生の一部を掛けてもイイ!!
そう思えるなら、
キッズの予防型歯科医院を併設したり、
2軒目、2店舗目としての展開をすることは、
とても意義深いものですし、ビジネス的にも面白いと思います。
いまのこどもたちが、大人になっても虫歯も歯周病もない世界をつくれるのです。
素晴らしいことですよね。
そんな「価値提供」が出来るならば、
ビジネス的にもきっと成功を治めることでしょう!
子どもたちに、
世の中に「価値」を与えられることができれば、
きっとそれ以上の「リターン」があるはずです。
それが、世の中の、ビジネスの法則です。
先にリターンばかりを追い求めていては、
長期的な成功や反映は望めないでしょう。
わが子の歯のこと、
お口のことに関心をもつ母親(もちろん父親も)が増えてきたことは本当に嬉しいことです。
これをもっと広めていくために、
先生方の力と情熱を注いでもらえたら、歯科医院の未来も明るいものになると思っています。
それでは、また。