先生の売りたい治療、やりたい気持ちが先行してしまう
いくら良い治療であっても、先生のやりたい気持ちだけでゴリ押ししても患者さんの心は動きません。
いちばん大切なのは、患者さんの気持ちと都合。
それを考えて、治療方針や計画を一緒に考えましょう! そういう気持ちが根本にないと患者さんの心に響きません。
まずは、患者さんの話を聞いてあげること。
最適な治療を受け入れててもらえるように患者さんのことを知りたいと想うことです。
そうすれば、最適な質問が想う浮かび、会話のキャッチボールが始まるはず。
人はだれでも自分の話を聞いてもらいたいもの
そのことが分からないと、いくら高学歴で国家資格を持っている歯科医師であってもこれからの時代の歯科経営は厳しくなっていくでしょう。自分の気持ちを「伝える力」を身につけることが、歯科経営にとって重要なスキルです。
「伝える」ためには、相手の話を聞いてあげること。そして、それを否定せずに同意してあげること。その上で、相手が聞いて欲しい質問を投げ掛けてあげることです。
よくセールスは、恋愛に例えられます
相手のことを知りたい、何とか気に入られたいと思ったらどういう行動を取るか考えてみてください。自分だけが行きたいところ、やりたいことをその相手にいくら話しても振り向いてくれません。
まずは、相手の興味関心のあることを知り、自分との共通点を探す。そして、その共通点に合うような提案をしてあげれば成功する確立はグンと上がります。
「うちの医院はこうなんだ」
「理想の治療はこれなんだ」
と決めつけてかからず、患者さんの気持ちを考え、ぴったりの提案をすることを考えてみてください。
それでは、また。
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