もしアノ人に会いたいと思ったら【六次の隔たりと歯科医院の増患対策との関係性】
- 2015/10/4
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皆さんは、何人ぐらいの知り合いがいますか?
マーケティングの教科書やセミナーなどで、よく取り上げられる理論に「六次の隔たり」というものがあります。
これは、人は平均して44人の知り合いがいて、その知り合いをたどっていくと、世界中のどんな人にもたどり着けるというものです。
理論上は、オバマ大統領でも、ローマ法王でも、
もっとも人気のあるスポーツ選手に選ばれた「錦織圭」君にも、
歴史的勝利を挙げたラグビーの「五郎丸」選手にもたどり着けるのです!!!
下記の引用にもあるように、テレビ番組でもしばしば企画ものとしています。
だいたい、7人目前後でゴールすることが多いようですね。
一般に六次の隔たりを語る上で多く言及されるのが、イェール大学の心理学者スタンレー・ミルグラム教授によって1967年に行われたスモールワールド実験である。
この実験ではネブラスカ州オマハの住人160人を無作為に選び、「同封した写真の人物はボストン在住の株式仲買人です。この顔と名前の人物をご存知でしたらその人の元へこの手紙をお送り下さい。この人を知らない場合は貴方の住所氏名を書き加えた上で、貴方の友人の中で知っていそうな人にこの手紙を送って下さい」という文面の手紙をそれぞれに送った。その結果42通 (26.25%) が実際に届き、42通が届くまでに経た人数の平均は5.83人であった。この実験は六次の隔たりの実証実験としてよく引き合いに出されるが、前述の26.25%という割合、世界中ではなくアメリカ国内に限っている点、追試に失敗した点などに触れられないまま、6というマジックナンバーや世界中といった誤解と共に言及されている場合が多い。
日本の社会学者も同様の実験を行った。九州を起点として「北海道の知人を紹介してください。もしいなければ、北海道に知人がいそうな人を紹介してください」と人々に尋ね回った。その結果北海道の人間に辿り着くまでの平均人数は7人であった。コロンビア大学の教授ダンカン・ワッツらが電子メールで同様の実験を行った際は、到達率2%、理論的な仲介人数は5 – 7人であった。
日本のあるバラエティ番組で[どれ?]、「与那国島の日本最西端の地で最初に出会った人に友人を紹介してもらい、何人目で明石家さんまに辿り着くか」という企画が行われたことがある[いつ?]。結果は7人であった。
また2014年8月27日放送分の「水曜日のダウンタウン」において「数珠つなぎ6人で誰の電話番号にでもたどり着ける説」として六次の隔たりが紹介された。番組内では例として、道ゆく人にダウンタウンの松本人志の電話番号を知っていそうな友人に電話をかけてもらい、何人で辿り着くかを検証したところ、結果は4人であった。(引用元ウィキペディア)
この理論を知って、歯科経営にどう生かせるのか?!
考えてみたいと思います。
経営者セミナー、ビジネスセミナーでよく言われるのは、「人脈づくり」の考え方に生かすということです。
あの社長に会いたい!
あの会社と取引したい!
と考えた時、まず誰に会えば良いかを考えるというわけです。
的確に戦略的にスタートすれば、4人〜7人目でゴールすると言われます。
私の住む京都でも「京都は狭い。知り合いの知り合いは、また知り合い・・・」と言われます。
また、京都の河原町を歩けば大抵だれか知り合いに会うとも言われます。
「悪いことはできへんで〜」
という意味で大学で京都にやってきた頃、京都のおっちゃんに言われたものです。
つまり、大きな共通点が一つでもあるということは、すぐに『その人』にぶつかるということなのです。
このことから、勘の良い先生なら、
歯科医院の「増患対策』に生かせると気づくはずです。
まず、第一歩として・・・
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