- Home
- ブログ, 歯科マーケティング, 歯科医院経営, 求人成功法
- 求人広告に衛生士の応募がない、求める人材が見つからない【歯科医院経営者・院長先生の最大の悩み】
だれか良い衛生士さんいないかな?
歯科医の先生方の増患・自費率UPの対策、コーチング・コンサルティングに携わるようになって十数年が経ちますが、初期の頃も現在も変わらず相談を受けることと言えば、「求人」と「スタッフの離職」についてです。
歯科衛生士さんが足りないんだけど(求人広告を出しても応募が少ないもしくは全くない)
結婚して旦那さんが転勤になったから来月までで辞めるって言うんだ
いちばん出来る衛生士さんに赤ちゃんが出来てね〜、今月までしか働けないんだよ(一応、休職扱い。復職してくれると良いけど)・・
こんな感じでお話を頂くことが多いですね。
「ウチは歯科専門コンサルといってもマーケティングとか広報戦略が専門ですからねー」
実際そうお答えするしかないわけですが、当時(10年以上前)から一つだけ一貫してアドバイスをしてきたことがあるのです。
それは、
求人専用サイト(ホームページ)をつくった方がいいですよ
ということです。
第一声で「衛生士さん知らないかな?」
と聞くということは、新患獲得用のホームページよりもまず、求人の基盤となる言わば「求人特設サイト」を用意すべきだと常々感じています。
実際、これまでに私のところにコンサルティングのご依頼を頂く先生の多くは、差し当たっての増患に迫られているというよりは、より強固な基盤をつくって売上を落とさないこと、つまりリコール率UPとか患者満足度UPの方が重要な方が多いのです。そのために、良い人材を集め、教育し、チームへと成長させていくシステムづくりはとても重要であり、取り組むべきタイミングでもあるのです。
でも、そんな段階にある先生でも大切な資金(お金)を投じてWebマーケティング、ホームページリニューアル・スマホ(Googleが推奨するレスポンシブWeb対応)化などをするとなれば、やっぱり「新患」が欲しいという気持ちになりがちなのです。
成長を諦めたら会社は滅びる
これは経営学では格言的なことばであり、経営者、社長の常識です。
ですから、ホームページをリニューアルするなら新規の患者さんを求めて、売上をアップを目指すことは正しいことだと思います。しかし、技術の高い衛生士さん、患者さんとの会話がうまい、コミュ力が高い歯科助手さん、笑顔とホスピタリティーにあふれた受付スタッフさんを常に確保し、次世代のスタッフを途切れることなく生みだすシステム、仕組みづくりをすることも成長する上では「新患を増やすこと」と同じくらい重要なことなのです。
新規顧客(患者さん)を10%増やすのも、リピート率もしくは顧客単価を10%高めることも同じ意味を持ちます。それを実現するためには、スタッフの能力がとても大きなウェイトを占めるということを再認識して欲しいと思います。もし、いま新患に困っていないという状況ならば、先生の医院に合ったスタッフ、先生の目指す治療や医院の将来像を実現できるスタッフを集めるための準備をする大きなチャンスなのです。
自前の求人専用サイトをもつことの意味
人が足りない!
そうなった時、何をするでしょうか?
- 求人広告を出す
- ハローワークに相談する
- 歯科衛生士学校とのパイプを強める
- 医院のホームページに「歯科衛生士募集」「受付スタッフ急募」と掲載する
おそらく、こんな感じではないでしょうか?
もちろん、これらの施策も大切です。でも、思ったほど応募がなかったり、求める人材とまったく違った人ばかり来たり・・・
それなのに決して求人広告費は安くありません。
1回あたり数万円〜数十万掛ける羽目になります。
歯科医師求人広告の場合なら、年収の●●%の成果報酬を払う必要があることも多いですよね。
にも関わらず、やる気のない応募者に失望感や自分の医院との空気感の差・ギャップがあることも少なくないですよね。
そこで、常々アドバイスしてきた自前の「求人専用サイト」の登場です!!!
どんな医院なのか?どんな人たちが働いているのか?
一度、応募する側の気持ちになって考えてみましょう。
給料や待遇が良い、勤務時間がきっちり終わる、衛生面、安全面も最高レベル!
などと書かれていても、一番大切なのは誰とどんな職場(環境)で働くことになるのか?ということ。
そして、先生の歯科医院で働くと、どんな自分になれて、どのような未来が待っているのか?
そこを上手に見せてあげて、ステップアップできる自分の未来像を想像させてあげると変わっていくと思いませんか?!
ここに「求人専用サイト」をもつ意味があるのです。
いかがですか?
「求人専用サイト」
欲しくなって来たのではないでしょうか(笑)
自分の医院だったらこんな求人専用サイトになるのかなー
この機会にちょっと考えてみて頂けたら嬉しいです。
そろそろ、歯科医院の求人は自前のサイトをメインに据える時代になるでしょう。
それに、実は、「自前の求人サイト」には副次的な効果も期待できるのです。
これについては、別の記事にこっそり(笑)書いていますので、上の文字をクリックして読んでみて下さい。
それでは、また。