「うちの歯科医院、スタッフが動かないんだよ」
だから、売上も上がらなくて困ってるんだよね。
給料も周りよりすっと多く払っているし、環境も良くしてるのに・・
良く耳にする院長先生の悩みの一つです。
そこで昨年、この院長先生の声を元に「スタッフ教育関連のセミナー企画」を考えました。
そして、経営者のモチベーションを上げる凄腕コンサルタントであり、大切な友人である「木村英一さん」に相談してみることにしたのですが・・・
「それね、真実は違う場合が多いんですよ・・・」
「えーっ、どういうことですか?」
「働かないのは、たいていの場合スタッフが悪いんじゃないんですよ。院長の経営意識とかリーダーシップの問題なんですよ。だから、スタッフ教育セミナーより院長の意識改革セミナーやった方が成果が早いと思いますよ」
この木村さんのアドバイスを受けて、院長先生を対象としたセミナーから着手することになった経緯を思い出します。
そうなんです。患者さんやお客さんは、本当のことを言わないんですよね。
もっと言うなら、本当のことに気づいていない。
気づいてないことを気づかせてあげる手助けをすることが、「教育」なのだと気付かされた出来事でした。
このアドバイスから出来上がったセミナーが、「自費率アップのベーシックマニュアル作成講座」なのですが、自費率アップという部分が目的に見えて、実は院長先生の目的意識や医院自体の立ち位置・コンセプト・ターゲットとすべき患者さんなどを明確化出来てしまうという講座なんです。
ただ、自費率アップというキャッチーなワードを盛り込むことで、先生方の興味を引き付けるネーミングにしたわけです。
ここで私が伝えたい事は、結果的に目的が達成できるスキームになっていれば、顧客(歯科医院で言えば患者さん)にとってOKなわけで、最初から「教育」だの「理解」だのと押し付ける必要はないのだということです。
伝えたい事を伝えるためには、興味を持った瞬間がイチバンのチャンスだということ。
私たちはいつも忘れがちですよね~。
経営者としても、親としても、「教える」という立場になる人にとって忘れてはならない大切なこと、基本中の基本を再認識するエピソードでした。
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