今回の東京セミナーのテーマは、
「リコール率」激増!!
講師は、「歯科医のための年収アップ講座」史上最年少の江藤誠哉氏。
若くして多才な起業家であり、ビジネスオーナーであり、数々の企画を成功させてきた実績を持つ人物。
彼のファンは多く、メルマガ読者は1万人を超します。
また、彼が開発・販売している「カラフル」というワードプレス用ソフトは、累計3,000本以上を販売しているのです。
(実は、私もその中のひとりです)
彼の持ち味は、それぞれのビジネス企画に賛同する仲間を集め、ファン化し、ナチュラルに売上を上げていく、一連の仕掛けの絶妙さ。
そして、とても大切なことは人としてパートナーとして気持よく付き合える人であるということ。よくあるWeb系の起業家にありがちなイケイケな感じやオラオラ系のいやらしさみたいな感じが全く無いこと。
これは、彼の人間性の素晴らしさを表していると同時に、ビジネスのポリシーにもなっていると感じています。だからこそ、彼に今回の企画を依頼したわけでもあります。
そんな彼が「場」と呼んでいるコミュニティーづくりによって、歯科医院をもっと身近で通いやすい空間にするためのヒントを得てもらいたいと企画したのが今回の東京セミナーです。
内容的には、狙い通り非常に興味深いセミナーになりました。
ただ、「場」という概念にピンと来ていない先生やスタッフさんも見受けられました。
これは少し、抽象度が高い概念(簡単にいうと夢や大きな目標のようなもの)が掴みづらかったのかもしれません。
抽象度を高めることで、社会的意義が増しますから、それを元に医院とスタッフ、患者さんが一緒に同じ山に登っていくような目標設定をしていき、一体感を生みだすことを目指していこうということなのですが、難易度は高かったかもしれません。コミュニティーとか「場」とう概念自体が一回のセミナーでは、伝えきれなかったように感じましたが、問題提起としては大成功だったと思っています。
また、「ちょうど考えていたところだったのですごく良かったですよ。いまの自分の医院にはぴったりの内容で、とても参考になりました。すぐに取り組みたいと思います。良い企画でした!」と言って頂けた院長先生もいらっしゃいました。嬉しいお言葉です。
これは、主催者の私の個人的な意見ですが、
先生やスタッフさんは、どうしても歯科医療の専門家というポジションから離れることが出来なかったり、ひとつのコミュニティーや企画、「場」づくりのとワークをしてもらったときも、歯のことから、歯科医院の固定概念から離れられないものだなあと感じました。この固定概念をぶち破れる企画をこれからも考えていきたい、行かなければと決意を新たにしたセミナーになりました。
患者さんに長期間、繰り返し通ってもらう「場」になればいいわけですから、別に歯のことだけにこだわる必要はないのです。
おいしい食べ物のこと、スポーツを楽しむ会、散策して草木を楽しむ会やウォーキングの会でも良いのです。
しかも、先生やスタッフが主催者になることすら必要ないと私は考えています。
歯科医院がそういうサークルや会、企画の媒介者になるだけで良いと思うのです。
共通の趣味や興味を持った人と人をつなぐ「場」として機能すればOKなのです。
初めはスタッフだけのサークルでもイイと思いますし、先生と患者さんがやり取りできるメッセージボード・掲示板のようなものから始めるもの敷居が低くていいですね。(リアルでもネットやSNSでも、まずはやりやすい負担の少ないものから!)
患者さんの中には、カルチャー教室の先生をやっていたり、社交ダンスの先生だったり、お花やお茶の師範のような方もいることでしょう。
そういう方の活動紹介の掲示板やかわら版のようなものを院内でつくっておくだけでも立派なコミュニティーになるはず。
まずは難しく考えないで、昔からあるシンプルなことを始めてみてはどうでしょうか?!
近隣のお店の求人情報を載せてあげるもよし、個人の「あげます、もらってください」というようなことでも良いのではないでしょうか。
人と人をつなぐ
ただ、それだけを考えてあげればOKです。
すぐに患者さんをGETしようとか、リコールを増やそうとか、コミュニティーや「場」づくりをすべて打算的にビジネスと直結させないこと。
それがコツです。
出来ることから試して下さい。
小さなことからコツコツと!(笑)です。
それでは、また。
【このセミナーのDVD」】
「場」と「空間」づくりで
『リコール率』激増「女性患者の心を掴み、また来たいと思ってもらえるファン患者化への黄金法則」
→詳しくはこちら