名古屋初開催!「祝・満席」
「歯科医のための年収アップ講座」として、セミナーを名古屋で開催したのは今回が初めて。
名古屋で参加者が集まるのか不安もありましたが、蓋を開けてみれば何と「満席」
これは、講師の田中政明先生のご紹介、人脈によるところも大きかったのですが、地元名古屋の方を始め、静岡、東京・千葉・神戸、滋賀、広島、そして札幌や仙台・長崎からと全国各地から参加して下さいました。
とてもうれしい結果であり、参加して頂いた先生方にこの場を借りて、改めて感謝をお伝えしたいと思います。
ありがとうございました。
募集ページやメールの「キャッチコピー」やセミナー企画をした背景などにも書いていることですが、これまでは「院長のひとりドクター体制」や個人経営や家族経営が多い「歯科開業医」には、医療法人は重たいというのが定説でした。
しかし、平成19年3月までの持ち分が廃止されたことが周知されてきたからでしょうか?
ここ数年で少しずつ考え方というか先生方の空気が変わって来たように思います。
加えて、日本の税制改革の基本方針・方向性として、「個人課税負担は増加」、「法人課税は軽減」という流れがあり医療法人化をすべきと考える歯科医院経営者・院長先生が増えてきたと思います。
とはいえ、まだまだ個人事業者のまま、経営している先生が多いのが実情。
その理由の上位が、
「うち(医院)の顧問税理士に相談したら、大してメリットありませんよ」
と面倒くさそうな回答で、なかなか進めてくれないというもの。
もしくは、
「売上・利益が法人化のメリットを享受できるかどうか微妙なラインを推移しているから」
というような売上とメリットの関係の話。
どちらも、知識とスキームをもった専門家が検証したわけではなく、明確な理由ではない、つまり不確かで根拠がない感覚論なのが特長なのです。
実は、税理士さんは税務の専門家なのであって、医療法人活用の知識はあまり深く持っていないことがほとんどです。
というのも、医療法人化のメリットが出せるかどうかは、個々の歯科医院経営者の様々な事情が影響してくるため、単純に売上規模だけでは判断できないからです。
今回のセミナーでは、医療法人徹底活用法「歯科医院の医療法人化のメリット・デメリット」をお伝えすることができたのではないかと思っています。
確かに会計処理ひとつとっても「個人事業」の時とは変わってきますので、面倒なことが増える側面もありますが、しっかりとした知識と資金管理スキームをもって経営にあたれば、メリットは計り知れません。
引退までの長い年月はもちろん、息子さんや娘さんに引き継ぐ(譲渡)の際や知り合いの先生や医療法人などに売却することになった時には、個人事業者のままでは全く自分にも家族にも現金や資産は残せないでしょう。
このことを理解した上で、長いスパンで捉えていくことが経営者として何より求められることなのです。
それが、院長自身の人生設計・豊かな老後、そして何より家族の幸せに結びつくのです。
「引退とか、死ぬとか、縁起でもないこと口にするな!」
みたいなことを言う方もいらっしゃるでしょうが、私に言わせればこれぞ正に無責任経営です。
そして、何より今のお金も損をしている可能性が高いのです。
「先生は、損をしたいですか?」
したくないですよね!!
まだ、これからも同様の「医療法人活用法」の企画や「お金」を残すためのセミナーを開催やコミュニティーをつくっていく予定ですので、損をしたくない先生、医療法人にしたら余計にお金がきつくなったと「個人事業時代」が懐かしい先生、ぜひセミナーに参加して下さい。
参加できない方は、個別に連絡下さい。
田中先生と対応策を考えますので、ぜひ早め早めのご準備を!
先生もご存知の通り、普通の会社法人と違って「医療法人」は通常年2回しか設立チャンスがなく、すぐに準備しても最短半年、通常約1年後にしか医療法人は設立できないわけですから!
と小難しい話はこの辺りにしておいて・・・
いよいよ懇親会へ!
しかし!!!!
ここでちょっと、想定外の事態がーっ
事前の懇親会参加表明者が数人だったため、名古屋入りしてから最終確認して会場周辺のお店を予約しようと思ってました。東京・大阪開催の時は、大体事前予約しておくのですが、お店のアテもなかったため、まあ大丈夫だろうと・・・
でも蓋を開けてみると参加者11名
予定の倍以上になっているじゃないですかー。
慌てて、周囲を散策しながら聞いて回ったり、電話したりと探しましたが、10名を超えるとなかなか良いところが見つかりません。
で、やむなく、いちばんセミナー会場に近かった居酒屋「塚田農場」の10名席に11名入れてもらうことに。
でもやっぱり狭い。
席の移動や出入りも精一杯。
僕のポケットがジョッキに当たっただけで、飲み物が落下。
こぼれてご迷惑をお掛けしました・・・ごめんなさい。
でも、狭いと良いこともありますね。
「狭い家の家族ほど仲がいい」と言いますが(ホンマか?)、密着度が高いため、より話も濃密に深くなり、親しくなれた気がします。
東京セミナー終わりの懇親会もいつも窮屈なお店ですが、今回はさらに厳しかったですね。
しかも、お店の客層が若いっ!
先生方には、めったにない体験をしていただけたのではないでしょうか。
若いスタッフと仕事をしておくのには、必要な経験!
と正当化しておいて、懇親会報告を終了させて頂こうかと思います。
ありがとうございました。
追伸
私自身も「塚田農場」という居酒屋、初めて行きました。
スタッフのパフォーマンスや料理の説明(うんちく)があるタイプの居酒屋さんで、じっくり話す(密談みたいな)のには適しませんが、会話が続かないような関係の仲間や逆に気兼ねなく騒げる仲間と行くと、店員さんとのコミュニケーションが楽しめるので、そういう客層のニーズとウォンツを満たすことが出来る経営戦略だと感じました。
今回の懇親会でも院長先生との会話の中で、「スタッフの求人問題」と教育の話が出ましたが、「塚田農場」のスタッフを観察しながら歯科医院にも活かせる、参考になる部分はたくさんありましたね。
そういう感性やアンテナを張っておくことが、経営者やビジネスプロデューサーとしては大切な要素だと思います。
いつも同じ様な自分が馴染む客層のお店だけに行っていては磨かれない感性ですね。
たまには、冒険してみてください。
新たな感性が刺激されたり、意外な発見があるかもしれませんよ。
「歯科医院の求人問題」解決プロジェクトを進行中!
「塚田農場」のこのページにヒントが詰まっていますので、必ず見ておいて下さい。
きっと役立ちます。
★「塚田農場」今月のヒーロー
http://www.tsukadanojo.jp/hero/
いまの若者は、草食系だとか、覇気がないとか、自分の世界にこもっているとか言われがちですが、必ずしもそうではありません。
消極的だったり、コミュニケーションが下手だったりする人は、私たちの世代にも先生たちの世代にもたくさんいます。
むしろ、職場を選ぶ際にも、近いとか楽とか、給料が良いとかだけではなく、居場所を求めているケースも少なくないように感じます。
ですから、先生の歯科医院の求人ページや外部の求人広告を出すときにも。給与とか社会保険とか、福利厚生とかいう条件面だけでなく、
どんな人たちと働くのか?
どんな職場なのか?
自分の居場所は出来そうか?
そんなことがイメージできるようにしてあげて下さい。
そういう考え方をベースにしているのが・・・
「歯科医院の求人問題解決プロジェクト」
です。概要は上記下線部をクリックして御覧ください。
それでは、また。
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