3月3日は「上巳の節句」(じょうしのせっく)
御存知の通り、桃の節句です。
私はそう理解していました。
旧暦で3月3日は桃の花が咲く頃であったため、桃の節句とも言われるようになった・・・程度は知っていましたが、暦や年中行事・五行などは奥深く、安易には語れないとも感じていますが、何事にも最初はあるわけで、引き続き「浅い!」と言われても勉強していきたいと思っています。
「上巳の節句」・・・色々と本やネットで検索していると、そもそもは年齢・性別に関係なく無病息災を願って行われていた「農村儀礼」だったという説明がありました。
【参照:上巳の節句の起源についての記述】
http://iroha-japan.net/iroha/A03_goseku/02_joshi.html
今では、女の子のお祝いで「ひな祭り」というイメージになっていますね。
お雛様を飾って、菱餅、ひなあられ・・・そんなイメージです。
現代の核家族化、少子化、住宅事情から、その雛人形さえも飾るスペースがないとか、「何段飾り」だとかで高価だとか、共働きで忙しくて出したり片付けたりが出来ないとかいう事情もあって、雛人形はあっても飾れず仕舞いで終わってしまったという女の子のお母さんも多いようです。(そして、少し罪悪感を覚えたりとか・・・)
私は、何段飾りとか「豪華でなくとも」年中行事や風習として、現代に合ったカタチで残っていけば良いなあと感じています。
そして、小学校で「上巳の節句」から「桃の節句」、「ひなまつり」と言われるようになった経緯や由来などを教えてあげるだけでも良いと思うのです。
昔の人が何を重んじ、気にかけていたかを知ることが出来るキッカケになれば良いのです。
ぜひ、歯科医院でもクリスマスのような「イベント」(ここはあえてカタカナ・英語です)だけでなく、日本の年中行事の時も「ちっちゃな人形」を飾ってあげるとか、ちょっとした由来をプリントしてあげて渡してあげるとか・・そんなことをしてあげて欲しいのです。
ひなあられの小袋プレゼントしてもいいですね~
(歯にはくっつきますけど・・・)
とても印象に残りますし、いろんな意味で良いことだと思います。
直接的でなくてもそういう積み重ねが、口コミや評判に繋がるものです。
そんな打算は要らないですけど、良い情報を提供してあげることできっと将来プラスとなって返ってきますので、ぜひ参考にして頂きたいです。
もう少し、私も勉強していきたいと思います。
それでは、また。