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東風解凍(はるかぜ こおりをとく)まず「立春」からの15日間を知る【マンネリ歯科に変化をもたらす七十二候(しちじゅうにこう)】
2月4日は「立春(りっしゅん)」です
今、旧暦や日本の年中行事から「歯科経営」や「院内イベント企画」、そして人生を豊かにするヒントが得られるのでは!?
と感じて少しずつですけど勉強したり情報収集しています。
「立春」というのは、太陽の動きを元に1年を24分割した季節の目安「二十四節気(にじゅうしせっき)」の大きな節目。旧暦では、「立春」(今年だと2月4日)から新年が始まりますので、とても重要な節目なんですね。
立春は「正月節」つまり1年の始まり。様々な行事の基準日になっているのです。
例えば、「立春」から数えて88日目にあたるのが、文字通り夏も近づく「八十八夜」ということになるわけです。
言うまでもなく、前日の2月3日(平成28年の場合)が昨日の「節分」、大晦日にあたるというようになるわけです。
七十二候(しちじゅうにこう)」とは、
「二十四節気(にじゅうしせっき)」の節気をさらに【5日ずつに3等分】し、季節を示す名称をつけたもの
「七十二候は」日本独自に発達したもので、より日本の気候・風土を細かく表現しています。
「立春」から「春分」までを5日ずつ3等分して、【初候→次候→末候】とし、それぞれの期間の象徴的な自然現象を表現しているのです。
【初候】(2月4日〜8日頃)
はるかぜ こおりをとく(東風解氷・東風解凍)
雪解けの狭間から、ふきのとうなどが顔を出す
【次候】(2月9日〜13日頃)
うぐいす なく(黄鴬見睨)
梅の花がほころび始め、うぐいすの鳴き声を耳にし始める頃。
【末候】(2月14日〜18日頃)
うお こおりをのぼる(魚上氷)
「魚氷を登る」の象徴的な魚の種類は分かりませんでしたので、2月が旬である「ふぐ(トラフグ)」のイラストをチョイス。
何の魚のことか分かる方がいたら教えて下さい。
地域によっても違うのかもしれませんね。そういうことを知るのも面白いものです。
新たな知識を得ることは、人間のひとつの喜びであり、欲求なのでしょう。
七十二候に関する本を読んだり、ネットで調べてみるとどんどん興味が湧いてきました。
これまでも、京都の重鎮である諸先輩方にもこういう日本伝統の事柄の大切さを教わったことはありましたが、その時は頭に入って来なかったんですね。
興味がないところにいくら教えてもムダだということが、いま身を持って分かった気がします。
歯科医院での口腔教育も同じことです
「予防型」「管理型」歯科でいうところの【教育】でも同じことが言えます。興味・関心がないのにいくら話しても頭に入って来ないのです。
よくスタバなどのカフェでブログ記事を書いていると(この記事もそうなんですが)、
若い世代(大学生やサラリーマン・若い主婦など)がよく元気にともすれば嬉しそうにしゃべってますよ!!
「あれ全然、入ってきいひんかったなー(京都弁)」(訳:あの教授の話、まったく頭に入って来なかったなー)
授業とか上司に何かクドクド言われたけど、心に響かなかったから、何を言われたのかも覚えていないとよく話しているのを耳にするわけですよ。
だから・・・興味関心をまず持ってもらうように仕掛けをすることが大切と思うわけです。
そこで、
季節感のあるイベントやプチプレゼント企画で興味関心を引く
勉強と聞くだけで「めまいがする」ような人でも、夢中になっているアイドルグループのことだったり、ゲームのことだったり、好きなスポーツのことなら事細かに情報を得るために調べたり、聞いたりしますよね。
「よくそんなことまで知ってるよな・・・(出待ちするためのアイドルの今日のスケジュールとかね」
ってことありませんか?!
だから、あの手この手で興味関心を引くアイデア・企画をどんどん打ち出しましょう!
最初は、失敗続きで良いんです。
やってみると反応で成功か失敗か分かるようになるはず。
でも、考えているだけでは何もわからないのです。
今日の結論↓
教育は興味を持ってもらった瞬間からで十分
押し付けは絶対NG。
さっきまで次のアポを取ろうと思っていたのに、
こどもを診療してもらっている間(=つかの間の休息時間)、
スマホで友達とのLINEやメールを返信して、
子育てから開放される喜びに浸りながら一息ついている!その最中に「歯のこと」を言われたとしたら・・・
患者さんは、拒否反応で、
頭がくらくらしてしまいます。
吐きそうになるかもしれません。
そうなったら、
それは単なる「教育」の押し売り。
もう患者さんは寄り付きません。
なぜなら、定期管理型「予防歯科」は、悪くなって来ているわけではないので、緊急性がないからです。
スマホで検索でもして、ゆっくり「別の歯医者さんを探そっ!」ってことでOKなんですから。
そんな事言われてもどうして良いか分からない、
イベント企画やプレゼント企画なんてやったことないという先生は
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一緒に頭を捻りアイデアを考えましょう!!
それでは、また。
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