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- この講座が目指す世界(1)【歯科の近未来図】日本の歯科(定期)受診率 倍増計画
今日は、歯科医のための年収アップ講座が「目指す世界」についてお伝えしたいと思います。
先生方もご存知の通り、日本人の歯科定期受診率は20%にも満たないと言われています。(←最新のデータを見つけたら正確な数字を書きたいと思います)
この定期歯科受診率という数字が良くなっていくことで、歯科医院や歯科関連業界の経営環境が良くなることはもちろん、日本国民がより健康になり、平均寿命だけでなく、「健康寿命」を押し上げていく大きな原動力となると考えているのです。
日本だけに限った話ではありませんが、先進国の宿命とも言える「高齢化社会」。
日本の「国民皆保険制度」は、(私の知る限りでは)世界でも稀有の存在です。
歯科にとってその在り方への賛否はあるでしょうけど、根本的には守っていくべき制度であると思います。
そのためには、増え続ける医療費を抑えなければなりません。
このままでは、「破綻」を迎えるか、適用範囲が狭まるなど限定的な保険制度になりかねません。
私には息子がいますが、小さな頃、夜中に熱を出したり、(幼稚園に入る前の頃だったか)肺炎になって入院したり、インフルエンザでも入院したことがあります。そんなとき、やはり健康保険が皆にあることは非常に助かるものですし、有難いことです。
もちろん、その有り難さ故に「緊急性」が無いにも関わらず、
夜間の救急外来に安易に行く迷惑な親たちがいるとニュース番組で報道されていましたが、
小さな子をもつ親は、わが子が夜中に高熱を出して意識がもうろうとしている姿をみると、とても不安になるものであることも事実なので、傍から見たら大したことないのにと思われるような症状でも、こどもを救急外来に連れて行ってしまう親の気持ちも良くわかります。
また、核家族化が進んで、
親と同居していない若い世代が多いのもこういう問題を引き起こす要因でもあります。
夜中に母親ひとりで看病している状況を想像すると、本当に心配になってくるわけです。
「明日朝まで病院に行かなくて大丈夫なのかな?
何かあったらどうしよう!!」
と不安は増幅します。
自分の両親や義理の両親が一緒に居るならば相談も出来るでしょうし、子育ての先輩としてのアドバイスや判断もできるでしょうけど、そういう家庭は、特に都市部では減っているのだと思います。
歯科医の皆さんもお子さんの急病で、気を揉んだ経験はあると思います。
そんな時、日本人が迷わず「わが子を病院に連れていける」のは「国民皆保険精度」があるおかげに他なりません。
歯科経営者の視点からすれば厳しい料率である制度という位置づけになってしまいますが、一国民として、親としての視点からすれば、やはり守るべき大切な制度であると思わざるを得ません。
実際に「国民皆保険制度」でなくなったら、歯科医院経営環境は激変することになるでしょう。
普通の美容室やサロンのような店舗経営者と同じように広告宣伝し、競争し、生き残っていかなければなりません。
すでにそれに近い状況になりつつあるとはいえ、
まだまだ歯科経営は守られている部分も多く、
宣伝やマーケティングの競争も他の業界に比べたら穏やかと言えます。
ですから、国民皆保険制度もあり、
生き残り競争がもっともっと激しくなる前に、
「マーケティングの知識」を身につけ、実践して売上と利益を上げ「強固な歯科医院経営基盤」を構築してもらいたい。
それが「歯科医のための年収アップ講座」を始めたきっかけであり、目的です。
さらには、売上と利益が上がった際にその「努力と苦労」に見合ったお金を「先生ご自身とご家族」に残して欲しいという想いも「大きな原動力」となっています。
増患・自費率アップなど「歯科マーケティング」なら私だけでも解決できますが、スタッフ教育や税務・会計・医療法人化・資産管理や運用などの分野は専門外です。
そこで「歯科医のための年収アップ講座」という企画というかプロジェクトという形を作って、専門家の先生をお招きしたり、共同企画を考えたりして「歯科医院経営者」の皆様にお役立て頂こうと考えたのです。
そして、歯科医の先生方にもっともっと元気になって頂いて、
一緒に「日本の歯科受診率倍増」を目指すことで、
「医療費削減」に少しでも貢献できたらと願っています。
まだまだ、長くなりそうですので、続きは次回にしたいと思います。
宜しければ、ご意見下さい。
それでは、また。
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