トイレが汚い、手拭きが吊りタオル【患者の目線その1】

治療器具の滅菌

当院では、滅菌・消毒を徹底しています!

最新の滅菌機器を導入して、「滅菌・消毒」を徹底しています。
治療器具は、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)という専用の滅菌機器を使って滅菌処理後にパックに入った状態で患者さんごとに用意して使います。使用後は、再び滅菌処理をしてパッキングされます。

もちろんグローブ、コップなどは「使い捨て」(ディスポーザブル)ですので、安心して治療を受けて頂けます!


今では当たり前のことかもしれませんが、滅菌・消毒を徹底していることをホームページやブログでアピールしている歯科医院も多いと思います。

僕のように神経質な患者さんは、衛生面はとても気になるところです。
そんな患者さんが、先生のホームページを見て「滅菌・消毒」の徹底というところに惹かれてクリーニングの予約を入れ、医院を訪れるとします。

クリーニングは、初めての歯科医院の良し悪しを判断するのに絶好の機会

本当に清潔かな?
書いてある通りかな?
先生やスタッフはどんな人だろうか?

治療技術はもちろん、スタッフの対応や受付の感じなどを含めて「雰囲気は自分に合うのか」確かめられます。

名前を呼ばれ、チェアに向かいます。
ついに最重要視していた衛生面を判断する機会が訪れるわけです。

神経質なので、歩きながらも自然に細かいところまで視線を動かして見てしまします。

在庫のストック棚や使用後の器具が置いてあるシンクが少し気になったが、用意してある器具やコップをチェック(ホームページに書いてあったとおりだな)。

安心して治療を受けて待合室へ。

「トイレ行っとこうかな」

扉を開けて、そして・・・・

信用し始めていた気持ちが一変する

トイレが汚かったのだ!!!

ここがこんなに汚いなら器具の滅菌処理もいいい加減かも?!

疑いが生まれた瞬間である。

先生やスタッフもココを使っているのかな?

何か気持ち悪くなってきた。
次の予約やめとこうかな。

何とか用を足し、トイレを出て手を洗おうとすると、

さらに追い打ちを掛ける事態に?!

手洗い石鹸が切れている。

それなのに蛇口もヒネらなければだめなタイプ。

手を拭こうとすると、右手に吊り下げれれていたのは、タオルだった。

ディスポって書いてあったのに・・・

もしかしてグローブとか使いまわしてないよな?

滅菌も丁寧にやってるのかな?

やっぱり、予約はやめとこう。

決定的な瞬間であった。

極端なシチュエーションかもしれませんが・・・

こんなもったいない形で「失客」(失患者)しているかもしれませんよ!
そういう視点で、院内を一度チェックしてみてください。

それでは、また。

運営者「歯科医のための年収UP講座」主宰

投稿者プロフィール

「セカンドオピニオン推進委員会」代表。

15年以上に渡り、1000名以上の歯科医に「増患・自費率アップ」など、Webを中心とした歯科医院のマーケティングノウハウを指導してきた実績をもつ。

現在は、経験を生かした発展型歯科コミュニティー「歯科医のための年収UP講座」主宰を通じて、専門分野であるマーケティングの枠にとどまらず、歯科食育士検定事業・食育(予防歯科医療)・スタッフ教育(接遇)・医療法人化・資金の最適化・資金調達・税務・保険・投資・事業承継・相続など、歯科医院経営にまつわる問題に関する講座やセミナーを企画・プロデュースし開催している。

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