最近ホームページからの新患・問い合わせ件数が、めっきり減った・・
この2〜3年で検索の仕組みも進化しました。
検索の仕組みとは、イコール「Google」だと考えて頂ければOKです。
加えて、スマートフォン(スマホ)の急速な普及が進む中、最初は使いづらいとボヤいていた人たちもスマホを使い慣れてきました。
通勤・通学時間(電車・バスの中)はもちろん、自宅でもスマホで検索して情報収集したり、amazon・楽天・Yahoo!などで価格や評価を比較しながら、躊躇なく買い物をするようになりました。
高額な買い物(家や車)をスマホだけですることは、ほぼないと思いますが、スマホで見つけてパソコンでさらに大きな画像や文字で、詳細に検索して決めるというのが多くのユーザー(一般消費者)の普通の行動になっています。
また、音声検索の精度が飛躍的に上がり、スマホに向かって
「ここから一番近いコンビニは?」
などと話しかければ、答えてくれるようにまで進化しています。
(特にGoogle音声検索が素晴らしいです!)
SEO対策(検索結果の上位に表示されるために行う施策)も、こういった検索ユーザー(先生の歯科医院の見込客!)の行動に合わせて改善したり、根本的に再構築したりする必要が出てきています。
話し言葉で検索する人が多くなっている
このことは、必ず抑えておくべきです。
常々、歯科医院さんのコンサルティングでも申し上げていることなのですが、
「ふつうの人が思い浮かべる・話す言葉」で文章を書いたり、動画を撮影して欲しいのです。
音声検索や話すようなことばで検索する人が増えてきたことで、簡単な言葉を多用して説明している歯科医院のホームページやブログが良い成果をはじき出すことになるのです。
例えば、
「歯周病」の患者さんを集めたい場合
「歯周病 京都 歯科」とか
「京都市 歯周病 歯医者」などが従来の検索対策の想定キーワードでした。
しかし、今では上記のようなキーワード(ことば)も押さえつつ、
「歯ぐきから血が出たらどうすればいい?」とか
「歯ぐきから出血した時に行く歯医者」とか、そんな文章を入れていく必要があります。
だから、SEO対策での新規患者さん獲得を目指す場合のオススメは今さらながら「ブログ」です。
理由は、上記のような「くだけた表現に対応しやすい」からです。
また、1つの記事を書くことで、先生の歯科医院への入り口を1つ増やしたことになります。100記事のブログをアップ(公開)すれば、100の入り口・道筋が出来上がるのです。
どうしても文章を書くのが苦手な方は、
書く代わりに「スマホで動画撮影」して「YouTube」にアップ(公開)して下さい。
YouTubeもGoogleのものですしSEO効果が高いです。アップした動画をホームページやブログに埋め込んで、文章と動画を組み合わせて説明することもできます。
ただ、YouTubeはGoogleの持ち物なので、いつ利用規約を変えられても文句は言えませんし、極端に言えば「明日YouTubeは閉鎖(終了)します」ということも可能なわけです。そういうリスクはあります(極論ですが)。
ブログでも「アメブロ」などを使っている場合は、同様のことが起こりえます。
実際に(利用規約で商用利用禁止のため)予告なく削除された人は多くいます。
少し話が脱線しました・・・
歯科医院のネットでの新患獲得は、大きく分けると「SEO対策」か「PPC広告」
この2つしかありません。
両方、並行して行うのがベターですが、先生の欲しい患者さんや治療内容、開業地の環境(立地)などによって、比重は変わって来ますので、間違った方向性にならないようにしっかりと計画をして頂きたいと思います。(つづく)
それでは、ひとまず。