2014年11月30日(日)に五反田で開催した「自費顕微鏡セミナー」開催報告です。
と言っても治療テクニックのセミナーでもハンズオンセミナーでもありませんよ!!!
いわば『顕微鏡歯科治療』を行う先生のための「歯科経営セミナー」なんです。
顕微鏡を導入すると、今まで見えなかった細部まで見える、見えてしまう。
その結果、処置や治療時間が長くなる。
でも、それを治療費に転嫁できていないという現実やお悩みも良く耳にします・
そんなマイクロ導入医院ならではの悩みを解決して頂こうというのが、今回のセミナーの企画意図なのです。
歯科医院のNo.1戦略
講師は、三橋純先生(デンタルみつはし院長・東京都世田谷開業)と山口義徳先生(山口歯科クリニック院長・東京都渋谷区開業)
おふたりともご自身の患者さんに100%顕微鏡治療を実現しています。
細部まで見えるようになるため、ひとりにひとりの患者さんに費やす時間が増大し、それを治療費用に反映できないと歯科医院を圧迫・悪化させるともいわれている「マイクロ歯科治療」。
より良い治療を実現するために「マイクロ」は欠かせない、でも自分の医院では治療費も上げづらいというお悩みをお持ちの先生も多いのでは?
まず、山口義徳先生にその辺りの「治療費」に関するレクチャーをして頂きました。
誤解しないで下さいね・・・
マイクロスコープ治療費、その適正な決め方
これは、マイクロスコープ治療費の適正価格の算出方法の決定方法であって、
患者さんからできるだけ高額な治療費をぼったくろうというセミナーではないですからね!
マイクロに関わる設備や人件費、技術習得のための研修費、そして治療時間に対する適切な価格設定の方法を教えて頂きました。あくまでも治療内容に見合った適切な治療費用を請求するためのマインドセットや環境整備のお話です。
山口先生の穏やかで誠実な人柄がそのまま表れる語り口とマイクロに込められた熱い想いとたどってきた道への自信が感じられる内容でした。
やはり、患者さんひとりひとりとしっかり先生自身が話をして、マイクロの良さとその分の治療費用が掛かることを分かって頂けるようにする機会をつくって、その労力を惜しまない点が重要だと感じました。
せっかく、より良い治療を求めて導入したマイクロが、先生の歯科医院経営を圧迫してしまうよなことにはなって欲しくないですからね。経験と実績に裏打ちされた講義内容は、歯科医でない普通の経営者である私にもとても参考になる内容でした。
続いて、顕微鏡治療の大御所、三橋純先生。
柔らかい物腰でありながら、先駆者としてオーラがあり「説得力」があるお話です。
マイクロを扱うことで得られるメリットや歯科医としてのマインドセットなどを分かりやすく伝えて下さいました。
「すべてはNo.1だから!」
この言葉にすべてが凝縮されています。
そして、ただ説明するだけではダメなんだということが改めてよく理解できるお話でした。
患者さんに理解してもらい、訴えかけるためには、
「エンターテイメント性」が重要
とのこと。
そのために最も効果的なツールは映像!
顕微鏡歯科には、あらかじめその機材が揃っていますよね。
活用しない手はありません。
その活用が理解を容易にして、スムーズな治療へと結びつくという。
治療契約をする際に「セールス」や「説得」をしなくて良くなることが、映像を使ったエンターテイメント説明術の利点ですね。
(説得がNGである点は、このサイト内の他の記事でも取り上げていますのでご参照下さい)
マーケティング集客(増患)の部分でも、診療内容説明(契約)の部分でも「映像活用」「視覚的エンターテイメント性」がポイントになる時代に突入したようですね。
このセミナーは、当サイトの「プレミア倶楽部メンバー限定コンテンツ」内でご覧になれます。
《歯科医のNo.1戦略》(デンタルみつはし・三橋純先生)
是非、私たちの仲間になって一緒に「先生のNo1戦略」を見つけて下さい。
三橋純先生と山口義徳先生の
セミナー動画を何度でも視聴可能!