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- 承認欲求って聞いたことありますか?
スタッフは院長先生に認めて欲しい
人はお金のためだけに働いているのではないんですね。
評価を示す指標の1つとして、給料(お金)は確かに重要です。
でも、それはひとつの要素でしかいんですね。
「うちは地域でイチバン給料高いんだよ」といくら言っても、仕事ぶりを評価してあげないと「先生いつもウザいな」と思われるだけです。
いくら周りの歯科医院と比べて高給を払っていても、認められていない、必要とされていないと感じているとしたら笑顔は消え、ただ仕事をこなしているだけになってしまいます。
「評価してあげる」というのは、具体的には「褒める」ことです。
褒めるのは苦手、どう褒めていいか分からないという先生は、「ありがとう」からはじめて見て下さい。
何かを頼んだ時、やってもらった時、「ありがとう」というだけです。
医院の備品を補充してもらったら
「ありがとう」
書類をコピーしてくれたら
「ありがとう」
コンビニで先生の好きなおやつを買ってきてもらったら
「ありがとう」
ただ、それだけです。
スタッフは、院長先生に認めてもらいたいと思っているんです。
必要とされたいだけなんです。
「ウチの医院、は給料安過ぎると思わへん・・」と愚痴をこぼしているとしたら、それはお金の問題ではないと思ったほうが良いでしょう。
【働きがいがない】=褒めてもらえないから!!
という深層心理の裏返しなのです。
経験の長いスタッフ、勤続年数の長いスタッフ、スキルの高いスタッフほど、こういう認められたい、必要な存在でありたいと思う気持ちは強い。
こういう「スタッフ心理」というか、人の基本的な欲求を
【承認欲求】と呼んでいます。
承認欲求を理解して、スタッフと交わす何気ない会話に少しの気遣いと感謝を加えるだけで、きっとスタッフに笑顔が戻り、やる気もグッとUPするでしょう。
「ありがとう」は、魔法の言葉かもしれませんね。
スタッフだけじゃありませんよ!
奥様やお子さん、家族にも同じことが言えます(←私も気を付けないと!)
当たり前のことほど、重要だと良く言われますが、まさにそれですね。
それでは、また。